「薬用化粧水は、一般的な化粧水とはどう違うのだろう?」と思ったことはありませんか?「薬用」と書いてあると、何だか効果が高そうなイメージがありますよね。
そこで今回は、薬用化粧水と化粧水の違いをご紹介します。毛穴の悩みやニキビにも、薬用化粧水は効果的なんですよ。薬用化粧水について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
●目次:項目をクリック 1.薬用化粧水、一般的な化粧水とはここが違う! 2.薬用化粧品と医薬品の違いは? 3.毛穴やニキビに効果はある?代表的な薬用化粧水は? 4.まとめ 5.薬用化粧水一覧 |
薬用化粧水、一般的な化粧水とはここが違う!
化粧品は、大きく分けて2つに分類できます。
1.「一般化粧品」
2.「薬用化粧品(医薬部外品)」
薬用化粧水と一般的な化粧水がそれぞれのどちらに分類されるのかというと名前の通りです。
■一般化粧品 = 一般化粧水
■薬用化粧品(医薬部外品)= 薬用化粧水
薬用化粧品には、以下のような特徴があります。
✓厚生労働省が認可した有効成分が配合 ✓それぞれの症状への予防的な効果がある ✓人体への作用は緩やか |
そして、化粧品との違いにはこんなところにも。
①役割の違い
化粧品は、人の見た目を美しく見せるもの。そして、日々の生活の中で安全に使えるため、作用は穏やかです。一方で、薬用化粧品は、気になる症状の予防的な効果を持ちます。
②全成分の表記義務はない
化粧品は、容器か外箱に全成分を表記するように法律で義務付けられています。薬用化粧品は、有効成分と効能・効果、その他の指定成分を表記するだけでOKです。
③配合成分を量が多い順に並べなくて良い
化粧品は、成分の量が多い順から並べなくてはならないという決まりがあります。薬用化粧品はそのルールがないので、どの成分が多いのか少ないのかは分かりません。
薬用化粧品と医薬品の違いは?
薬用化粧品は、医薬品と同じ有効成分を使うことができます。
しかし、規定量が決められているので、医薬品と比べるとその配合量は少なくなっています。そのため、予防効果はあっても、医薬品のような治療効果はありません。
また、医薬品は副作用の表示義務もありますが、薬用化粧品には副作用を書かなければならないという決まりがないのも違いの1つです。
ただし、書いていないだけで副作用が全くないわけではありません。なぜなら、少量であっても医薬品と同じ成分含んでいるから。人によっては副作用が出る可能性もあるということを覚えておきましょう。
毛穴やニキビに効果はある?
代表的な薬用化粧水は?
薬用化粧水は、毛穴やニキビにも効果が期待できます。薬用化粧水に使われている成分にも色々あるので、毛穴やニキビに特化した有効成分を選ぶと、気になる肌悩みの改善につながります。
アルビオンのスキコンこと『スキンコンディショナー』は、1974年の誕生以来、ロングセラーの売り上げを誇る薬用化粧水。肌荒れ・ニキビの有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合しています。
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まとめ
薬用化粧水と一般的な化粧水の違いについて、それから医薬品との違いなど、お分りいただけたでしょうか?
薬用化粧品には、症状の予防効果がある有効成分が入っています。効果がある分、副作用のリスクも少なからずあるということですね。
そのため、「薬用化粧水だから効く!」「普通の化粧水だから効果が低い!」とは言い切れないのです。
医薬品は、薬用化粧品も多く有効成分が入っているので、さらに効果は確かで、即効性もありますが、その分、副作用なども出やすくなります。それぞれの特徴や違いを知り、「今の自分の肌にはどれが適しているかな?」と日々考えながら肌と向き合い、アイテムを選んでいきましょう。
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