今回のテーマは、肌荒れやニキビケアとしても人気のアルビオン「スキンコンディショナー」について。
スキコンの歴史や特徴、化粧水以外にどんなアイテムがあるのか、各アイテムの使用方法や使用感などを詳しくご紹介します。
アルビオンのスキコンについてもっと知りたい人、ニキビ・肌荒れ・毛穴など気になる肌悩みを解消したい人もぜひ参考にしてみてくださいね!
●目次:項目をクリック 1.アルビオン スキコンの歴史 2.アルビオン スキコンの特徴 3.スキコン全アイテムの使用方法 4.スキコン3アイテムを使ってみました! 5.目的別!おすすめアイテムはこれ 6.まとめ 7.掲載商品一覧 |
アルビオン スキンコンディショナーの歴史
1974年に誕生したスキコンの化粧水。
もともとはアルビオンの製品ではなく、「グランデューク」という“高級ライン”の中の1アイテムでした。
発売当時の価格は5,000円(150ml)と化粧水の中では超高級だったこともあり、最初から今のような注目を集めていたわけではなかったそうです。
そんな中、スキコンの良さに気づいた美容部員や販売店の人たちから支持を獲得。口コミなどで、徐々にスキコン人気が広まっていきます。
その後、「グランデューク」のブランドは廃盤になりましたが、人気があったスキコンの化粧水だけが残り、1988年にはシートマスク「ペーパーマスク」が登場。2012年に登場した洗顔石鹸「フェイシャルソープ」もヒットしています。
アルビオン スキコンの特徴
①こだわりの「ハトムギ」
スキコンの主成分である「ハトムギ」。これが、どこにでもあるハトムギだと思ったら大間違いです。
アジアの熱帯地方から取り寄せたハトムギを、北海道という寒さが厳しい地方で栽培。
国内で唯一「ヨクイニン(脱殻したハトムギ)」と認められた国産のハトムギ「北のはと」が使用されています。
抽出方法にこだわり、品質の良さにも自信を持っていることが伺えます。
②発売当時に最先端だった乳化技術
白濁色が目印のアルビオンのスキコン化粧水。
白い色の秘密はオイルで、「水分と油分を分離させずに混合する」という、発売当時の化粧水では最先端だった“乳化技術”に注目が集まりました。
③収れん効果とうるおいを同時に
アルビオンのスキコンは、毛穴を引き締める「収れん効果」とうるおいを与える「保湿効果」を同時に実感できることが特長。
これらの作用を同時に1つの化粧水に入れるというのは、当時とても難しかったそう。
「よいものを生み出したい」という熱意によって生まれたアイテムなのです。
【スキコンのアイテム紹介】
使用方法や順番は?
それでは、スキンコンディショナーシリーズの全アイテムについて、使用方法もあわせて解説していきます。
スキンコンディショナー フェイシャルソープN
価格 ¥4,180(税込)
レフィル ¥4,125(税込)
「スキンコンディショナー フェイシャルソープN」は、皮脂・毛穴の汚れをすっきり落とし、肌に透明感を与えることを目的とする洗顔石鹸。
ソープディッシュ(石鹸皿)もセットでついてきます。
毛穴が気になる肌、皮脂の毛穴詰まりの予防などにも効果があり、ニキビに悩んでいる人からの支持率も高いアイテムです。
使用方法
簡単なメイクは落とせる洗顔料で、「クレンジング」「洗顔」の機能を備えています。
ただし、目元・口元などの落ちにくいメイクは、事前にクレンジングを使用してからの洗顔が推奨されています。
①石鹸をよく泡立てることからスタート!
②すっぴんで使用する際は、顔を濡らしてから使用。メイクアップを落とす場合は、顔を濡らさずに使用します。
③顔全体を優しく包むようにして洗い、十分にすすぎましょう。
薬用スキンコンディショナー
エッセンシャル
小 ¥3,850(税込)(110ml)
中 ¥5,500(税込)(165ml)
大 ¥9,350(税込)(330ml)
スキコンの定番化粧水「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル」は、口コミサイトや美容雑誌などで数々の賞を獲得しているロングセラーアイテム。
「季節や環境の変化に強い肌」を目指す処方で、肌にうるおいを与え、みずみずしく保つ効果が期待できます。また、ニキビや肌荒れのできにくい肌に整え、乾燥などが原因のコンディション悪化を防ぎ、快適に。
もっとも売れているのは大容量の330mlで、季節問わず大きいサイズから売れていくそうです。
使用方法
乳液→スキコン化粧水→美容液→クリームの順で使います。
乳液〜スキコンをライン使いする人が多く、「最初に乳液を使う」という“先行乳液の理論”はアルビオンならではですね。
美白ケアの乳液もあるので、季節やお好みなどで乳液も選んでみるとよいでしょう。
【使用量】
コットンにたっぷりと500円玉1つ分くらい
①コットンを使ってアルビオン「エクサージュ(乳液)」を肌に浸透させます。
②スキコンの化粧水を別のコットンに染み込ませ、お手入れをしていきます。
③その他のスキンケア(オイル、クリームなど)を行いましょう。
\応用編/スキコン化粧水のコットンパック
肌の調子がイマイチな時やたっぷり紫外線を浴びた時は、スキコン化粧水のコットンパックがおすすめ。
数枚のコットンにスキコンを染み込ませて、額・頬・顎・鼻の周りなど気になる部位にのせましょう。
薬用スキンコンディショナー
エッセンシャル ペーパーマスク E
価格 ¥3,300(税込)
12ml×8枚入
スキコンの化粧水がたっぷり染み込んだ「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル ペーパーマスク E」。
季節の変わり目の肌荒れやゆらぎ肌、乾燥によるニキビやニキビ跡など、集中的にケアしたいと思っている肌悩みがある時、特に効果的なシートマスクです。
朝・夜問わず、好きな時に使用できます。
アルビオンの乳液と一緒に使う場合は先行乳液の美容法を守り、洗顔→乳液→スキコンパックの順で使いましょう。
使用方法
①マスクを袋から取り出し、広げましょう。
②目の形に合わせてマスクを貼っていきます。上から下に、輪郭に合わせて顔全体にフィットするようにつけるのがコツ!
③顎と顎の両側には切れ込みがあるので、そこで大きさを調整し、顔全体がマスクで覆われるようにフィットさせましょう。
④マスクの目安時間は5〜10分。終わった後は、首や手などにもなじませると◎。
⑤マスクを取った後は、手で顔全体を包み込むように押さえます。手の熱で顔が温まり、美容成分が浸透しやすくなるそうです。
スキコンの3アイテムを
使ってみました!
実際に、スキコンのフェイシャルソープ、化粧水、シートマスクを使ってみました。
■洗顔石鹸:スキンコンディショナー フェイシャルソープN
化粧水と同じ、スキコン独特の懐かしい化粧品の香り。
泡立てネットを使用しなくても、手で泡立てるだけでクリーミーで濃厚な泡ができあがります。軽いふわふわの泡がお好みの人は、泡立てネットを使用すると◎。
ニキビや肌荒れをきちんとケアできているようなやさしい洗い心地。
さっぱりした洗い上がりですが、肌のつっぱりは気にならないほどです。
軽いメイクはすっきりと落ちましたが、目の周りや濃いメイクの日はこれだけでは少し残ってしまうかもしれないため、やはり事前にクレンジングを使用するのが良いでしょう。
おすすめの使い方
夜の洗顔にはもちろん、春夏や皮脂の気になる日の朝洗顔にもおすすめ!
また、朝夜で泡立て方を使い分けるのもありです。
しっかり皮脂や汚れを洗たい流したいときは手で泡立てて濃厚な泡を作り、優しく洗いたいときは泡立てネットを使用してみてください。
■化粧水:薬用スキンコンディショナー エッセンシャル
すっと清涼感が心地よい化粧水。
アルコールが入っているため、敏感になっている部分には瞬間的に赤みがでてしまうこともありましたが、使用後は落ち着きました。
この化粧水自体の保湿力はそこまで高くありません。そのため、後に他ブランドの油分たっぷりの乳液やオイルを使ってもべたべたせず、化粧水の効果で肌にきちんとなじませてくれるような印象。
きめが整い、毛穴が引き締まったように感じます。
おすすめの使い方
アルビオンの乳液「エクサージュ」と併用するのが一番おすすめですが、皮脂や毛穴汚れが気になるときは、洗顔後一番の肌に“ふきとり化粧水”として使っても心地よいです。
また、ブースターオイルとの合わせ技や、乳液とのミルフィーユ付けもおすすめ!
肌のごわつきが気になるときに、オイル(乳液)→化粧水→オイル(乳液)→化粧水・・・と重ね付けをすると、まるで保湿パックをした後のようなふっくらやわらかい肌に仕上がります。
この使い方は、大人ニキビにも効果あり!
特に夜、寝る前に試してみるのがおすすめです。
■シートマスク:薬用スキンコンディショナー エッセンシャルペーパーマスクE
あごの下&鼻の下部分に切り込みがあり、シートがふたつに分かれるタイプ。
一般的なシートマスクよりも少し使いにくい印象を受けましたが、大きめのパックで髪の生え際ギリギリまで密着し、切り込みでサイズ調節できるのが利点です。
顔にのせていると、ひんやり毛穴を引き締め、肌のキメを整えてくれる実感あり。
シートにはスキコンがたっぷり浸されているため、うるおい感が高いです。
おすすめの使い方
お風呂上りや洗顔後すぐ、日焼け後のほてった肌や肌荒れ、肌の赤み、ごわつきが気になるときの集中ケアとして使用するのがおすすめ!
そのままでもひんやりと気持ちよいのですが、ほてりが気になるときは、冷蔵庫で冷やして使うことでさらに効果を感じられました。
目的別!おすすめアイテムはこれ
ケアしたい肌悩みに合わせたアイテム選びをご提案します。
♯ニキビや皮脂対策には
「フェイシャルソープN」
細かい泡で皮脂や毛穴汚れを落とし、スキンケア前の肌を清潔で健やかな状態へと導いてくれます。
皮脂も落とし過ぎてしまうわけではなく、つっぱりをほとんど感じない優しい洗いあがり。
そのため、乾燥が原因の大人ニキビにも効果を期待できそうです。
♯肌荒れ対策には
「薬用スキンコンディショナー」
肌荒れ時の強い味方となってくれる化粧水。
これまでも、肌荒れ時にはスキコン!と言っても過言ではないほど、個人的にもお世話になってきたアイテムです。
コットンでふき取り化粧水のように使用すれば、古い角質を取り除きターンオーバーを促進してくれるようなやわらかい肌触りに。
♯毛穴対策には
「フェイシャルソープN」
数日使用し続けると肌のキメが整い、毛穴も気にならなくなってきた実感があります。
♯美白対策には
「エッセンシャルペーパーマスクE」
スキコンをたっぷり含んだシートと、装着時の清涼感。日焼け後すぐの肌に使用することで、ほてりやメラニン生成を緩和してくれそうです。
シートタイプで肌へ密着し、化粧水よりもしっかりと水分を与えてくれるので、より効果を感じられるアイテムでしょう。
♯うるおい対策には
「エッセンシャルペーパーマスクE」
上の美白ケアと同じく、化粧水が入りにくいごわついた肌にも、密着するシートマスクが水分をじっくりと与えてくれます。
スキンケアしながらの家事など、“ながらケア」”ができるため、忙しい時にも手軽にケアできますね。
途中でシートが少し乾燥してきたと感じる場合は、スキコンの化粧水を足して使うのもおすすめ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スキコンの歴史から全アイテムの特徴、使用感までをまとめてみました。
今回、スキコンの各アイテムを使用してみた結果、お気に入りの一品は洗顔石鹸の「スキンコンディショナーフェイシャルソープN」。
ふんわりやさしい泡と、スキコン独特のベビーパウダーのようなどこか懐かしい香り。
また、皮脂やメイク汚れも落としながら、スキコンの美肌成分を肌に与えてくれているような感覚です。
頬に繰り返しできていた赤ニキビにも効果があり、洗いあがりのなめらかな肌はやみつきになりそう!
軽めのメイクの日は、クレンジングを使用したくない・・・というシンプル派女子にもおすすめしたいアイテムでした。
長い歴史の中で広く愛されているスキコン。
化粧水はもちろん、他のアイテムもぜひ一度試してみてくださいね!
掲載商品一覧
スキンコンディショナー
フェイシャルソープN
価格 ¥4,180(税込)
レフィル ¥4,125(税込)
薬用スキンコンディショナー
エッセンシャル
小 ¥3,850(税込)(110ml)
中 ¥5,500(税込)(165ml)
大 ¥9,350(税込)(330ml)
薬用スキンコンディショナー
エッセンシャル ペーパーマスク E
価格 ¥3,300(税込)
12ml×8枚入